中国なんて大嫌いだ〜!  
この旅行記はNIFTY-SERVEのワールド・フォーラムに連載していたものに手を加えた物です。 タイトルは大袈裟ですが内容はごく普通の旅行記です。
準備編 日程 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 まとめ 番外編
第4話:第1のトラブル発生!
空港を出て一路ラサ市内に向かい快調にバスは進む。 うん!見かけほどではないなと思いつつも後ろを見るとリアウィンドウにはヒビが入っている。
しかし、次からつぎえと他のバスやトラックに追い越される。 ガイドの乗ったバスも先に行ってしまう。 ここでは『先に行ってホテルにチェックインしてくれれば〜』などと安易に考える。
そのうち高級そうな4WDが何台もものすごい勢いで追い抜いていく。 幅寄せをするような感じで路肩の方に追いやられ、その時『ガン!』と段差に 飛び込む。
一瞬ひるんだが、その後快調にバスは進む。 ヤルツァンポ川を右手にガードレールのない道を結構なスピードでバスは進む。 川の側を外れ麦畑の中の道路に入ったとたん『パ〜〜ン!!!』と言うものすごい音と共に急ブレーキがかかる。
そう! 中国名物のパンクである。 ドライバーは何とかバスを停止させみんなでタイヤを見ると、完全なバーストである。
みんな一様に『あの時のショックで傷がついたんだ!』と考えた 様である。 しかもパンクしているのが右の前輪で、もう少し早くバースト してヤルツァンポ川の所だったら、川に転落していたかも知れないと考える とゾーーーーットした。 まぁここまでは良くあることですむのかも知れませんが、修理をしよう にも工具は無いようである。 
道を行く車も全く止まってくれない。 道に出て止めようとしてもクラクションをものすごく鳴らし、けちらす 様に通り過ぎて行く。 やっとの事でドライバーが車を止め一人で乗り込み行ってしまう。
その後、いくら待っても帰ってこない。(^_^;) バスを良く見ると、ナンバープレートもついていない \(^_^;)/ このあとどうなるのかと思いつつも、どこから来たのかチベットの子供達 と写真を撮ったりして過ごすが、いくら待っても帰って来ない 農作業をしているチベット人の所まで歩いていき写真を撮ったり、鎌を 見せて貰ったりしバター茶をごちそうになる。

このとき感心したのだが、茶碗をバター茶で洗ってくれる。1回目はバター 茶を注ぎ手で(余りきれいでない)洗ってくれる。 それを捨てもう一度 バター茶を注ぎ手で洗いまた捨てる。 3回目はバター茶を注ぎ、中に手が 触れないように注意しながらお茶を回して内側を洗いそれを捨て、4回目に 飲む物を入れてくれる。
とっても気を使ってくれるのがわかる。お茶は塩味にほんのわずかのバター の香りがし、とってもおいしい。 バスの所に戻り道に立つが、高級4WDはバンバン通り過ぎていき、全く無視 である。
高級乗用車も多数通り過ぎて行く。(何なんだ?) とうとう待ちきれずに実力行使で無理矢理バスを止める。 かなりの人が 乗っていたが、立ってでもいいからと、あと5〜6人の所に10人ほど 詰め込みラサに向かう。 当然、女性とその同行者を優先し若い男は残った。
既に昼はとっくに過ぎ、 飲み水もつきてしまった。 乾燥しているためかやたらに喉が乾く。 チベットの農作業をしている人の所でまたバター茶を分けて貰いみんなで回し 飲みをする。 (これはなにものにもたとえようもないぐらいおいしかった) とうとう5時間が経過した。
これではみんな倒れてしまう。 ここからではラサ市内に行くより空港に戻った方が近そうだ。 ラサの方よりバスがやってくる。 みんなで力を合わせ絶対止めようなんて考えをしているとそれがやっと救援のバスだった。

バスから降りてきたドライバーはパンクしたバスの後輪を外し前に付けてから乗せていくような事を言っている。(後輪はダブルタイヤ) みんな日本語で『ふざけるな!』と言うような捨てぜりふを残しつつ、救援の バスに乗りドライバーとパンクしたバスを残し、無理矢理ラサ市内に向かった。
最初の商店でガイドの方がミネラルウォーターとビスケットを買ってくれ むさぼるように飲み、少し食べた(おなかが空きすぎあまり食べれない)

教訓1:食べれるときには食べておく物だ!
教訓2:水は絶対必需品! 必ず余裕を持って。

余談ですが、直射日光を避けるためにバスの車体の下に避難していて気がついたのですがバスの床は竹を編んだ物のようです。