| 第5話:デナリ滞在2日目 |
本日の予定は今回の旅行のハイライトのデナリ公園ツアーとセスナフライトです。
朝4:30起床、荷物をまとめて4:50のシャトルバス(シャレー内)に乗りフロントにて降りチェックアウトをする。荷物はツアー終了時まで預かってもらう事にした。
朝食は5:00から早朝ツアーの人の為に営業するとの情報だったが、既に長蛇の列! 私は5:45発のバスに乗る予定なのでこの事を予測し、昨夜の内にデリでサンドイッチと果物・飲物を仕入れておいて正解だった。(パーク内は食べ物・飲物は手に入らない)
バスは前の方に乗るとよいと言う事で時間前に待っていたところ、アメリカ人の年寄の人が多く、歩くのもちょっとしんどいと言うような人も多くのんびり構えていたらバスが着いたとたんに「あの老人達が!」というスピードで「アット!」言う間に前の方を占領されてしまった。
バスは6:00出発のはずが参加者が集まらず実際の出発は6:30になり、ここで参加者の一人が「こんな遅くては動物が見れない」と言ってキャンセルし、この手続きでまた30分の遅れ!この先が思いやられるは...
バスの運転手兼ガイドは年齢25才ぐらいの体格立派なお姉さん(私より年下だが)でキャンセルの時もかなりやり合ってスゴイとしか言えません。 |
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| ツアーバス |
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やっとバスはスタートしライリークリークを過ぎしばらくはうっそうとした森の中を行く。 これが話に聞いていた『タイガ』であり、針葉樹がびっしり密生している。 このあたりは日本の北海道などとあまり変わらない景色だが、ある地点で大きな木が全く無くなってしまう。
森林限界を越えたわけで、ここから先はツンドラ地帯となる。 この先で初めての動物「カリブー」を見つけてバスは少し止まりみんなで写真を撮る。
距離はかなり遠く200mmの望遠でやっとといった感じで、みんな必死です。
だが、この時バスはあまり長い時間止まらずに行ってしまい日本人は満足出来ないが英語で大きくSTOPとも言えずに黙っていたが、理由はあとでわかった。
この先「カリブー」などはそこらに当たり前にいて、バスの10m位の所を平気で通り何回も行っている運転手は最初の地点はあまり重要視していないようです。
この後、「カリブー」は数えきれず、「グリズリー」は5〜6回、「ドールシープ」は数回、ビーバー、狐、ムースも見る事が出来ました。
「ドールシープ」は山の高いところにいて双眼鏡で見てもやっと見分けがつくと言う感じでした。グリズリーも残念な事に一番近くて100m程度でした。
途中の休憩所(テクラニカ休憩所かポリクローム・パス休憩所)で小休止をとる。バスのリアゲートをあけるとそこにはコーヒーとクッキー、林檎のおやつが並べてあり、好きな物を食べながらしばし休憩。 トイレを済ませみんなが乗り込んだのを確認するとバスはまた奥に向かって進む。
しばらく進むと正面に綺麗な山が見えて来る。 ここがストーニー・ヒルでMtデナリ(マッキンレー山)が正面に見える絶好のポイントである。日頃の行いが良いのか前方の道路とその向こうのデナリ山の勇姿が美しい。 |
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普通のワイルドライフ・ツアーではここでUターンし戻る事になっているが、私が参加したツアーではまだまだ先に行く。 ここを出て少しゆくとアイルソン・ビジター・センターに到着し小休止を取る。さすがにここまで来ているのは公営のバスで来た人しかいないので、人もまばらである。
公営のシャトルバスもここでUターンで終点まで行くバスは少ないが、私たちのツアーはさらに奥まで行く。 ビジター・センターを出てしばらく行くとワンダーレイクが見えて来る。 このワンダーレイクがシャトルバスの終点になるが、ガイドブックなどに出ている写真でワンダーレイクの向こうにデナリ山が見えている物があるが、シャトルバスの終点からでは見えない。 終点から歩いて1時間半で湖の反対側まで回らなければいけない。 幸運な事に私たちのツアーバスは終点のカンティシナまで行くので当然のことながら湖の反対側にいける。
バスは止まってくれなかったが、湖の向こうのデナリ山をしっかりと見ることが出来た。 写真に撮ったがうまく写っていなかったのが残念である。 |
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| アイルソン・ビジター・センター |
ワンダーレイクとデナリ山 |
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ここを過ぎるとすぐにツアーの最終点のロッジに着く。 到着時間は13:00頃で、このロッジのレストランで食事をする。 食事が終わってからすぐ戻るのかと思ったが、砂金取りの体験など自由時間が設定されている。 この自由時間にロッジの付近を歩く。 トナカイの角を飾ってあったり、馬が飼われていたりする。 そんなこんなで、出発は15:00になっていた。
帰りの道中でも動物を見つけると止まってのくり返しでなかなか進まない! 私は19:00にセスナフライトのピックアップをホテルでしてくれるように頼んでいるので、時間的には完全にアウト!!!
運転手さんに理由を話しても「ノー・プロブレム」の繰り返しで、結局パークホテルに着いたのが20:00であり、出発の20:00もアウト!!!
でもあきらめきれずツアーデスクにかけ込むと、ちょうどフライトの連絡が機長より入っているところで、急遽離陸を取りやめて貰い、ここから滑走路までの約200mを全力疾走!!
息も絶え絶えになりセスナに飛び込むとすぐに離陸。セスナフライトは始めてである上、滑走路は砂利のままであり恐怖で汗も退きました!(結構大きい穴&石が滑走路に...)
離陸してしまえば気分爽快、片道5時間もかけた所をほんの20分で飛びデナリのすぐ側をフライトしているときは気流が悪くまたまた冷や汗が...
氷河上空も飛び、帰りは上空から「ドールシープ」を見るというおまけまで付いて約1時間のフライトは終わった。
フライト後「マッキンレーシャレー」まで送って貰い、ついでに「サラドウキャビン」まで送って貰う。
もう時間は9:40分。チェックインをすばやく済まし夕食を食べに行くが、ほとんどの所は9:00でおしまい。 やっと「マッキンレーシャレー」のレストランで夕食にありつく。
「サラドウキャビン」は1棟毎に独立したログハウスであるが、バストイレはナシ! 部屋はベットと小さな机があるだけ信じられない
キャビンどうしは板の廊下(尾瀬を想像して下さい)でつながり、共同のシャワーとトイレにつながっている。
あとでわかったのだが、グレイラインのツアーは1泊であり2泊目は別手配のようだ。同じ会社のツアーに申し込んだ人でちょうど逆のパターン(1日目キャビン 2日目シャレー)があったのだ。
設備は多少悪くても同じ場所で宿を変えるのはめんどうなので、これだけは何とかして貰いたかった。 |
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◎ポイント
私が参加したセスナフライトは「デナリエアー」と言う会社が開催している物で申込先は「デナリパークホテル」前のアラスカ鉄道の車両を改造した所が事務所になっています。
費用は$110でした。前日の夕方には次の日の予定がほとんど埋まってました。
セスナは多分207と言うタイプで7人乗りです。(乗客6人)デナリの山頂付近では何回も旋回をしてどちらに座っても写真を撮れるように してくれます。
私は最後に乗ったので最後尾の席になり、7人乗りなので最後尾席は1人だけなので両側が見られました。 |
◎ワイルドライフツアーについて
公園内は一般車は「サベジ・リバー」迄(約20km)かキャンプの許可を持っていれば「テクラニカ・リバー」(約47km)迄しか入れないがそれより先に行く為には次の3通りから選択する事になる。
(1)公営のシャトルバス利用
・公園の入場料$3を払えば誰でも乗れるが整理券が必要。
・バスはスクールバス(黄色いの)だったが夏だけかも?
・行き先は「アイルソン・ビジター・センター」か「ワンダー・レイク」がある
・途中での乗り降りが自由に出来る
(2)ツンドラワイルドライフツアー利用
・民間の経営する物で料金は$41(但し91年当時)でランチBOXがついています。
・バスはシャトルバスより少し高級な物で午前のツアー(6:00〜7:00)発と午後(14:00〜15:00)の2回有ります
・行き先は「ストーニー・ヒル」まで
・フルカバードで予約が出来ます
・途中での乗り降りが出来ない
(3)カンティシナワイルドライフトレイルズ
・民間の経営で料金は$89(但し91年当時)で途中での「おやつ」とカンティシナロッジでのレストランのランチがついています
・バスはスクールバスで5:45発のみで約12時間かかります
・行き先はパークロード最終点のカンティシナまで(これがポイント)
・途中での乗り降りが出来ないが、砂金取りも体験できる
・ワンダーレイクの反対よりデナリが見れる(公営のバスでは終点より1時間半は歩く必要がある。終点は湖の手前なので)
*****ポイント******
・動物を写真に撮るには200mm以上の望遠レンズが必要で、出来れば300mmが良い
・双眼鏡は絶対に持っていく事(私は8倍を持って行きましたが充分だった)
・民間のツアーでも飲物と食料は少し持って行った方が良いと思います
・8月でもかなり涼しくカンティシナでは焚火にあたってました。防寒衣を忘れず
・セスナフライトは8月では20時頃でも明るく充分楽しめます
・動物を見つけたら大きな声で「STOP」と叫ぶ事。はずかしがってはいけません。でも、アメリカの老人の目のいい事!ほとんど先に見つけられてしまいました。うまく見つけて叫ぶと「ヒーロー」になれます
・見つけて[STOP]と行った後は、大きな声で場所と動物名を説明します。場所はバスの進行方向が12オクロック右横が3オクロックま後ろが6オクロックと言う風に時計の要領で説明すれば、アメリカ人がすぐ見つけてもっと詳しく説明します。
後ろに乗った時はま後ろも注意!通ったすぐ後に横切ったカリブーもいました |